こんにちは。
酒本歯科医院スタッフの豊田です。
最近、
「来月から留学するんです」
「2週間後に海外旅行に行くんです」
という患者様が増えた気がします。
コロナが落ち着いてきた事もあって、一時期よりも海外旅行、留学に行きやすくなったのでしょう。羨ましい〜(^^)!
でもせっかくの楽しい海外旅行や留学先で、もし歯が痛くなったら、、、最悪ですよね。
海外で虫歯になった場合、医療費の高い国もあり、数十万円請求される場合もあります。
留学保険に入っていても、歯科が含まれていなかったり、様々な条件によって全てカバー出来る訳では無いそうです。
また、言葉が十分に通じずに、コミュニケーションが取れない場合は症状を正確に伝える事も出来ないかもしれません。
そして、歯科医療のレベルは各国様々ですので、日本に比べて医療レベルが低い国も沢山あります。
医療設備がしっかり整っていなかったり、日本で治療すれば残せるはずだった歯も、ある国ではすぐに抜歯されてしまうなんてことも….
虫歯を治療しなかったり、治療の途中で飛行機に乗ってしまうと
飛行機の機内の気圧が下がり、歯の内側にある「歯髄腔」と呼ばれる空洞の中の空気が膨張して、歯の神経を刺激します。
例えば、ポテトチップスの袋が山頂でパンパンに膨張しているものを見かけたことがありませんか?
飛行機内では、体内でも同じように空気が膨らんでしまっているんですね。
この痛みはかなり激しく、飛行機内ではどうする事も出来ません。
また、親知らずは急に痛みだす場合があります。親知らずは、歯磨きを頑張ってもなかなか上手く磨けません。あらかじめ抜いてしまっていた方が良いか、旅行や留学前に歯科で相談していただいた方が安心です。
歯科治療は、一日で終わる訳ではありません。虫歯の本数や進行度合いによっては、完治するのに数ヶ月かかる場合もあります。
準備でお忙しいとは思いますが、余裕を持って3ヶ月前くらいには歯科検診や治療にいらしてくださいね。
その際、日本を発つ日や、旅行や留学の期間やスケジュールを教えていただければ、出来るだけそのスケジュールに合わせて治療を進めさせて頂きます。
皆さんの旅行、留学が最高の思い出になるように、海外へ行く前には必ず歯科を受診しましょう(^^)
別府青山町の歯医者|酒本歯科医院
日付: 2023年7月25日 カテゴリ:お知らせ